新堀・黒沼用水路の立体交差(伏せ越し)

紹介

新堀は黒浜上沼(蓮田市)を源とし、江ケ崎(蓮田市)、鹿室(さいたま市)を流れ、太田新井(白岡市)を経て隼人堀川に合流し、古利根川に通ずる排水路である。その延長は4km、流域面積は8000町である。明治以来何回も回収工事が行われているが、特に太平洋戦争をはさんで行われた工事では資材不足に起因する御成街道と交差する暗渠部分で陥没事故を起こし難工事となった。永久構造物としてこの新堀が完成したのは昭和54年4月で、実に明治元年から数え111年もの歳月が経過していた。

黒沼用水路は見沼代用水路から分水し、白岡市を灌漑する延長12kmの用水である。上大崎(菖蒲町)の16間堤の300m上流で見沼代用水路から分水する時は中島用水路と呼ばれ、除堀(久喜市)で笠原用水と分離し東方へ直流する。東流した黒沼用水路は原、樋ノ口(以上久喜市)を通り、篠津(白岡市)から白岡市の中央を流れ、白岡(白岡市)で二派に分かれる。

この2つの用排水路がこの付近で交差し、黒沼用水路が新堀の川底をくぐって川の立体交差を形成している。